はちみつ食べ比べ!父島の「島はちみつ」と母島の「MOTHER's Honey」
こんにちは。
島ぽち運営チームです。
のどをはじめ胃にも優しく、身体に良くて栄養価の高いはちみつ。
健康のために毎朝スプーン1杯分摂っている、という方も多いのではないでしょうか?
はちみつはミツバチが採取する花の種類に応じて味が変わるので、自分好みのはちみつを探すのも楽しみの一つです。
日本国内のはちみつは、主にレンゲやアカシアの花が定番ですが、島ぽちで扱う父島、母島のはちみつは南国特有の花々も含んでいるので、一般的なはちみつを食べ慣れている方からするとずいぶんと違う印象を抱くかもしれません。
東京諸島にもはちみつを生産している場所はいくつかありますが、今回は島ぽちで販売中の父島の「島はちみつ」と母島の「MOTHER's Honey」を島ぽちチームで食べ比べてみました。
父島「島はちみつ」
東京から船で24時間、約1,000キロ離れた父島。
島が誕生してから一度も陸続きになったことがないため、小笠原固有の固有種や希少な生物・植物が多いことから2011年にはユネスコの世界自然遺産にも登録されました。
小笠原フルーツガーデンさんの「島はちみつ」は、そんな自然の宝庫の父島で育った70種もの固有の花々から集めた熟成はちみつです。
パッションフルーツやグアバ、オレンジなど、南国感のある花から採取されています。
こちらはパッションフルーツの花なのですが、花が時計の文字盤のように見えることからパッションフルーツの和名は「クダモノトケイソウ」というそうです。
さて、ワインよろしくテイスティングに入ります。
【見た目】
パッケージ越しからでも分かる色の濃さにびっくり。
こんなはちみつ見たことありません!
まるで黒蜜のような濃い茶色です。
【香り・味わい】
・口に入れた瞬間ガツンとくる強く甘い味わいはまさに黒蜜。
・ウッディーさのあるワイルドな香りが特徴的。ただし、ワイルドだからといって雑な感じではなく、口の中でじんわりと旨味が広がります。
・ラム酒、レーズン、土感のある深みのある味わいで、酸味・苦味も感じます。
・とにかく強い!個性が強い!
【合わせたい食材】
・クセのあるブルーチーズ、クアトロフォルマッジなどのチーズ料理
・ウイスキーやラム酒のあてに
・ワインはもちろん、日本酒にも合いそう
・トーストやヨーグルトなどシンプルにいただくのも◎
母島「MOTHER's Honey」
続いて、母島の「MOTHER's Honey」です。
東京から約1,050キロの母島までは、父島からさらに船で2時間。日本で一番遠い島といわれています。
父島と同様に、「小笠原諸島」として世界自然遺産に認定されています。
【見た目】
スーパーで売っているようなアカシアなどのはちみつに比べて粘度は低めで、さらっとしている印象です。
見た目は明るめの黄金色。
色としては、見慣れた色合いです。
【香り・味わい】
・口に入れた瞬間の華やかさが印象的。
・柑橘の香りを感じる。
・うまみがダイレクトにくる感じ。
・オールマイティーな優等生といった印象で、そのままではもちろん、お料理にも万能に使えそう。
・万人受けする美味しさ。
・くどさなどは一切なく、クリアな味わい
【合わせたい食材】
・ヨーグルトにナッツと合わせて
・フレッシュチーズと合わせて前菜に
・ホットミルクにひとすくい
・はちみつレモン漬け
・トーストでバターとシンプルに。
・どんなものにも合う!
さらっとしているので、お菓子作りにも使いやすいはちみつでした。
御神火レモンではちみつレモンを作り、レアチーズケーキにしてみました。
はちみつの優しい甘さと御神火レモンのフレッシュな香り、レアチーズケーキの濃厚さのバランスが良い感じです。
どちらも個性ある味わいで、ついつい手が伸びる美味しさ。
パンと一緒にテイスティングしたのですが、あっという間に半分食べてしまいました。
さて、みなさんのお好みはどちらでしたか?
ご自身の好みや、メニュー、一緒に合わせるものではちみつを選ぶのってなんだか優雅ですよね。
「一緒に何を飲もうかな・・」なんて、お酒とのマリアージュを考えるのは至福の時。
花の種類で味わいが変わる自然の恵み、ぜひお試しください。